ごまブログ@ミュージカル「命はいのち」主催・脚本

がんと向き合うミュージカル「命はいのち」を主催してます。 斉藤ごまです。 脚本・作詞・作曲・プロデューサーもしてます。 ミュージカルは未経験者です。 でもミュージカルを通して、病気と向き合うことに夢と希望を、そして人生の難題を乗り越えてく生き方を届けたいんです。「命はいのち」を全国に広めるべく挑戦中。 キャストも未経験者が挑む、市民ミュージカルです。 人生は、リハーサルなしの本番。自分らしい人生を、たった一度きりの大舞台を生きるために、舞台・ミュージカルで自分をもっともっと表現できる環境づくりをしていきます。

タグ:堺市

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2019年8月24日に市民ミュージカル「命はいのち」(堺公演)を開催します!

https://www.facebook.com/events/421442765325117/

出演されるキャストさんを大特集!!
約30名を超える方が、大舞台にチャレンジされます。

今回のキャスト紹介は、Rikakoちゃん! 
ダンサーとして出演します。

先日紹介した、えっちゃんの娘さんです。
親子でダンサーって、めっちゃ素敵ですね。

いつも稽古でダンスを見せてもらって、思うこと。
ダンス楽しんでるなぁ・・・と、その純粋な気持ちが伝わってきます。

とくに、ロカビリーダンスをするシーンが、個人的にはお気に入ります。
めっちゃ格好いいし、可愛いです。ぜひダンスに注目を!!

そんなRikakoちゃんの紹介です!!


■なぜミュージカルにチャレンジしようと思いましたか?

sayaちゃん(ダンス講師)に声をかけてもらったことがきっかけです!!

中学生のときにミュージカル出たことあるんですが、それ以来出てなくて、久しぶりに出たいなあーと思ったのがきっかけです。

ハイスクールミュージカルやヘアスプレーがめっちゃ好きで、そんな感じにしたいとゆうsayaちゃんと思いも聞いて、やりたい!と思いました!

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■本番にかける想い。

2年前に、おばあちゃんが亡くなりました。

癌とはまた違いますが、入院中も、リハビリも辛そうで、
私がお見舞いに行った時はいつも笑顔で早く帰りたいビールのみたいわぁ!と言ってたのですが、
心配するから、無理に笑ってくれてたんかなーと思います。

いつも家行ったらいるのが当たり前になってて、
まさかいなくなると思ってなくて、いなくなってしまった時はとても辛かったです。

亡くなったのも急でした。

生きてること、毎日明日が来ることが当たり前じゃないんやなーとその時改めて実感しました。

元気な人は1日1日を大事に過ごしてほしいし、
病気になってしまった人も諦めずに、前向きに生きてほしいなと思います。

そーゆう気持ちに見てて慣れるような舞台にしたいです。


■人生の目標やこれから叶えたいこと

将来の夢はダンサーやったのですが、いまは正直わからないです笑

まだ色々やりたいことがあって、
ダンスだけに絞るのも、他のこともしたいなぁーと思っています
色んなことに挑戦して、自分が1番したいこと、なりたいことを決めていこうと思っています!

■プロフィール

大阪出身のRikakoです! 
24歳です!

中1の時にでたミュージカルがきっかけで、本気でダンス始めました。
色んな舞台、Reavというチームで、コンテストなどに挑戦してきて、いまは子供達にダンスをおしえています!

本番まで残り7日、自分に出来ることをもっと磨いて頑張りたいと思います、よろしくお願いします!

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<今までのキャスト紹介>
http://saitogoma.livedoor.blog/archives/cat_350227.html

*「命はいのち」が伝えたい遊病生活とは
http://saitogoma.livedoor.blog/archives/16530880.html

*脚本・プロデューサーごまのミュージカルに対する想い

http://saitogoma.livedoor.blog/archives/16736299.html  
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2019年8月24日に市民ミュージカル「命はいのち」(堺公演)を開催します!

https://www.facebook.com/events/421442765325117/


出演されるキャストさんを大特集!!

約30名を超える方が、大舞台にチャレンジされます。 

今回のキャスト紹介は、”るんるん”こと梅林潤子さん。
僕達は、るんるんと呼んでおります。

主人公が臨死体験する際、天国へと運んでくれるウィリ(精霊)の役で、
登場します。

『命はいのち』がスタートして、最初の公演から出演している、るんるん。
毎度、新しい役回りにチャレンジされています。まぁ何でも出来ちゃう、挑めちゃう人です。

いつも表現したいことを表現して、やりたいことをやって、言いたいことを言っています。なぜなら、なくなるかもしれない命を身をもって体験して、今ある命を使い方とつねに向き合っているからです。

今回の役はそんな彼女にピッタリなお役でしょう。ウィリ役・るんるんのご紹介です!!


■なぜミュージカルにチャレンジしようと思いましたか?

踊りが好きでミュージカルが好きだったので、クラシックバレエやミュージカルを習っていた時のように、舞台の上で自分をキラキラ輝かせてみよう!その時に楽しむ私を観た人が笑顔になってくれたら嬉しいなと思ったからです!

そして…「命はいのち」というミュージカルは、命というテーマに向き合って生きている私にピッタリだったからです!

<命という現実>

私は、幽体離脱をした経験があります。

当時、あまりの痛みに耐えられず自分が生きることをあきらめた瞬間に肉体から離れてふわふわ〜っと真っ暗な世界に浮かび上がり、空中に横たわっていました。痛みもなくおだやかで心地良くいたところ、私の異変に気付いた姉と母が肉体のほうの私を必死に揺さぶり、諦めずにずっと「じゅんこーじゅんこーー」と呼び続けてくれたのです。

魂のほうの私は、暗闇の中で遠くからなにかが聞こえて来るので、音のするほうへ興味深々で近づいていくと、一点の光が見えました。空中を泳ぐように進んでいくと突然、明るい現実の世界にストンと落っこちて!氣がつけば元の病院のベッドの上でした。

元の世界に帰って来ることができた私は、命というのは、私の意思だけでどうこうできるものではなく、私のまわりの人が私の命がまだ必要だと強く願ってくれることでも生かされることがあるんだと知りました。

生かされた命を人の役に立てようと思い今の子どもや大人に体操の仕事を教える道を選びました。そして、このミュージカルを通して生きている間の使命を表現しようと思いました。

■本番にかける想い。

響かせたい!!
観に来てくださる方々の魂に!!

1人1人の心のこもった歌と氣迫のこもった声と全身全霊で踊る仲間と共に最高のパフォーマンスを!1人じゃないよ!みんないるよ!みたいな一体感で観客の皆さんの心をつかんで振るえさせる✨そんな感動をミュージカルのグレートなみんなと共に‼

私は、大切な人を亡くした経験があります。

昨日まで話すことも触れることもできた人があくる日帰らぬ人となってしまいました。まだ一緒にやりたいこともありました。話したいことも…私は、傾聴できていたのだろうか?私に何かできることがあったのではないか?後悔が募りました。氣がつけば長い間死を受け入れきれなかったように思います。
「じゅんちゃん大好きだよー頑張ってねー」が最後の言葉でした。なにを頑張ればいいの?私は、私の生きる意味を探していました。

命について考えました。
命はいのちミュージカルの存在を聞きました。

はじめて参加した時からずっと原案者の真中歩さん(通称BOSS)は、いつも優しく微笑んでくれました。

「すべては必要でうまくいっているだから大丈夫!」という言葉をかけてくれました。奥さんのさけちゃんと2人でいつも優しく包んでくれました。その日から私は、何度も何度もその言葉を呪文のように唱えました。そして、このままでいいんだと私自身を受け入れることができました。

2015年大阪公演での私の役は、アイドル!
名前は、ルンルン!明るくて楽しくてチャーミングな役で言葉使いも私のままで大丈夫でした!そのようにBOSSがつくってくれたから!

その時にごまちゃんに会いました!

表現力が動の私とは、正反対で静の表現力で人を優しく包み見守る人です。私には、黒ごまの部分も白ごまの部分も見せてくれて一緒に病気について命について宇宙について笑いについてなどなど語り合いました。

ごまちゃんは、たいへんさを知りながらBOSSの命のバトンを引き継ぐことを決意して、2016年岸和田公演の脚本と監督をしてくれました。

その時の私の役は、愛に溢れる三人家族のお母さんの役でした。その時の相手役の旦那さんを演じていた役者さんは、10年前に亡くなったパートナーのニックネームと同じでした❗️そして、私たちの子ども役は、なんと10歳‼️不思議なご縁です❗️天国のシーンでは、天国にいる人も一緒に共演したような感じで✨私は、舞台と思えない不思議な光の世界で演じたのでした✨

2019年(令和元年)舞台は、堺となります。

今回✨プロダンサーのSAYAちゃんと2人で主人公の西村聡さんを天国へ誘う妖精のウィリ役を演じます。

私たちのウィリは、前回作のクラシックバレエとは、違った魅力的なダンスで天国へと導きます✨ので、皆様どうか楽しみにお待ちください。


■人生の目標やこれから叶えたいこと

私は数々の経験を通して「ありがとう」という言葉をたくさん言うようになっていました。

伝えたいことがあればすぐに言葉にして伝える習慣もできました。行動力がさらに加速しました。なぜなら私は、言いたいことを言いたい人に、明日、もう言えないことを知っているからです。

自分を愛して自分を大切にして自分を輝かせて心も体も健康でいることは、自分の大切な人や誰かの大切な人を守るためにもなるのだと思っています。

かつて私が家族に守られたように!出会う人みんなに日々の体操指導や講演会を通じてミュージカルを通じて、これからも伝えていきます。

<命はいのちのビジョン>
ミュージカル活動によって、自分の人生を輝かすことで、地域を活性化していく仕組みづくりを目指す。

とあるように、

さらにさらに私の命を輝かせてこれからもたくさんの人と笑顔を共有します!

体操やミュージカルを通じて、あなたがあなたらしく!大切な人を大切にするために!まずは、自分を元氣に!

ミュージカルの中の天国のみんなのように笑って笑って笑って!年取らない私で10代〜60代のダンスメンバーとまだまだ一緒に歌って踊って全国をまわります!

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<今までのキャスト紹介>
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*「命はいのち」が伝えたい遊病生活とは
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*脚本・プロデューサーごまのミュージカルに対する想い

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2019年8月24日に市民ミュージカル「命はいのち」(堺公演)を開催します!

https://www.facebook.com/events/421442765325117/


出演されるキャストさんを大特集!!

約30名を超える方が、大舞台にチャレンジされます。 

今回のキャスト紹介は、
水呉純子さん。
通称、じゅんちゃん。


主人公のご近所さん・田口花役として出演されます!
豪快なキャラで、主人公の奥さんにお節介を焼きまくります。

「命はいのち」は”もっている”ミュージカルだと絶賛してくださり、
いろんな場所で、ミュージカルの宣伝・PR活動中。

ご自身の夢である、ピンピンコロリの健康ハウスもとても魅力的です。
そんな水呉純子さんのご紹介です!!

■なぜミュージカルにチャレンジしようと思いましたか?

昔むかし、新劇の劇団員でした。

芝居は懐かしいなって思ったことと『命はいのち』というタイトルが私の心に響きました。

誘ってくださった樋口さん(プロデューサー)を尊敬しており、樋口さんの優しい笑顔と心をそんな風になりたいなと思っているからということもあり、参加した理由は、盛り沢山です

■本番にかける想い。

遅れて参加した分(公演1か月くらいまえからの参加)、みなさんに遅れを取っておりますので、
みなさんの足を引っ張らないよう、精一杯がんばりたいです。

この作品は素晴らしすぎるので、その内容が明確に伝わればいいなと思います。

自分の求められている役回りをを最大限に全うして、
命の尊さ、素晴らしさ、生きるということの喜びをユーモアも交えて届けたい。

■人生の目標やこれから叶えたいこと

時々、脚本を書いて芝居をするので、ミュージカルもやってみたいと思いました。

南大阪にピンピンコロリの健康ハウスを建設中👷

救急病院終末期病棟や施設勤務の経験を生かして
みなさんにピンピンコロリを実現してもらうために
いろいろな情報を集めています。

施設完成は、2年後ですが、
関わったみなさまがピンピンコロリで亡くなる前日までお元気でいてくださる…
そのドラマを思うと、わくわくして楽しみでなりません。

高齢者と呼ばれる 永年、生き抜いてきた人を尊び生かす社会を実現したい
永年生き抜いてきた人々にも、健康で幸せでイキイキと生きてほしい

日本がいい国でありますように、
私も自分の得意分野で世の中のお役に立ちたいと思います。

■プロフィール(自己紹介)

ライター見習い中。
前職は、エステやセラピーをしていました。

南大阪活性化の活動に関わるうちに縁あってピンピンコロリの健康ハウスのソフト部門
心と身体の健康を担当することになりました。

若い頃は、演劇が好きで器械体操部だった為、それを生かして忍者のPRをするプロダクションで全国をくノ一として巡っておりました。

ふつつかな私ではございますが、どうぞみなさま、よろしくお願い致します

このミュージカルに参加させていただいたことを心より感謝しています。
演者と観客と関わる全ての方で創りあげるこの『命はいのち』というミュージカルが素晴らしい作品となりますように💐✨🙏m(__)m 

<今までのキャスト紹介>
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*「命はいのち」が伝えたい遊病生活とは
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*脚本・プロデューサーごまのミュージカルに対する想い

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2019年8月24日に市民ミュージカル「命はいのち」(堺公演)を開催します!

https://www.facebook.com/events/421442765325117/


出演されるキャストさんを大特集!!

約30名を超える方が、大舞台にチャレンジされます。 

今回のキャスト紹介は、門奈 愛実ちゃん。
トップの写真では左側の高校2年生ダンサーです。

先日紹介した、前川琴海ちゃんもなのですが、
とにかく心にビシビシと伝わってくるダンスをしてくれるのです。

なぜか不思議に思ってましたが、
看護師のお母さんや、将来の夢のことなど、
自身の背景が影響していることがわかりました。

文章も想いがとても伝わります。
門奈 愛実ちゃんの紹介です。

■なぜミュージカルにチャレンジしようと思いましたか?

ダンス講師のsayaさんに誘って頂きました。

私自身がミュージカルにとても関心があって、お芝居や歌のある中で大事なシーンだったりだとか、楽しいシーンだったりとかをダンスでどう表現していくのかを学べる機会でもあると感じて、

今回『命はいのち』のミュージカルにチャレンジしようと思いました。

■本番にかける想い。

『命』の大切さを改めて学べる作品だと感じています。

それに加えて、私達の周りにいてくれている、家族や友人、親戚の大切さが分かる作品だとも感じています。


人は1人では生きていけない。
だからこそ誰かに力を借りて、一緒に、共に生きていくのだと感じました。
初めて台本を読んだ時、本当に感動しました。

主人公はもちろんたくさん辛い思いをした。
だけど、それを乗り越えられたのはきっと周りの家族や友人達の存在があったからと感じました。


今いる家族や友人を大切にしていこうとこの作品を通して思えましたし、『命』の大切さを改めて学べた時間でもあります。 その思いを見に来てくださる皆さんにお届けしたです!!


■人生の目標やこれから叶えたいこと

私の将来の夢は看護師になることです。


母親が最近看護師になったばかりなのですが、看護師になるまでの道のりを1番近くで見ていて本当に大変そうでした。私には私含め兄弟が4人います。母親は看護師になるための勉強に加えて家の家事や私たちの面倒まで全て1人でやってくれていました。

忙しい中でも勉強を欠かさずやっていて本当に尊敬の言葉しかありません。そんな母親の姿を見て私には何か出来ることはないかと考えた時、母親と同じ職に就く事だと考えました。

母親は前から私に「看護師になってね」と言っていました。だけど正直私は「なんで親に職業決められなあかんねん」と思っていました。そんな私がなぜ今では看護師になろう!なりたい!と思っているかと言うと母親の頑張る姿を見たのも1つですが、今回出演させていただくミュージカルがとても影響しています。

看護師さんが病院の患者さんに寄り添い、一緒に病気と戦っていく姿は本当にかっこいいなと改めて感じさせていただきました。

患者さんは中々看護師さんや病院の先生に本音は言わないけれど、看護師さんや先生を信用しているところだったり、頼るところだったりと些細なことだけど心を打たれる部分がありました。


私も患者さんに安心して頼ってもらえるような、安心してお話していただけるような、そんな看護師を目指して行きたいなと、このミュージカルを通して改めて実感出来ました。夢をかなえられるように頑張ります!^^


■プロフィール(自己紹介)

皆さん初めまして!!

今回『命はいのち』のミュージカルでダンサーとして出演させていただきます、あみと言います!

17歳の高校2年生です!

小学校1年生の時からダンスをしています! 

今まではダンスだけをメインにやってきたので、ミュージカルは初体験になります!!
ミュージカルに出演させていただくことが決まった時からキャストの皆さんのお芝居だったり歌だったりと胸を打たれる部分が沢山ありました! 


そんな皆さんのお芝居に負けないようにダンスでもその時の主人公の感情だったり、周りの方達の想いだったりを表現できるようなダンスをできるように日々努力しております!^^

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<今までのキャスト紹介>

http://saitogoma.livedoor.blog/archives/cat_350227.html

*「命はいのち」が伝えたい遊病生活とは
http://saitogoma.livedoor.blog/archives/16530880.html

*脚本・プロデューサーごまのミュージカルに対する想い

http://saitogoma.livedoor.blog/archives/16736299.html 

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ミュージカル「命はいのち」脚本・プロデューサーとして

ある経営者の朝会で、スピーチをさせて頂きました。


朝会に通うようになって
2か月ほど。


さまざまな経営者の皆様から学びを得ていく過程で、
託された想いを、切なる願いを、ぼくは人生で果たさなければならない。

 

そう思うようになりました。

 

ゲストとして初めて参加した時に、ビビッときたことがあります。

 

ミュージカルは稽古はあるし、リハーサルもある。

でも人生は生まれた瞬間から、ぶっつけ本番だ、さぁお前はどう生きる?

どう命を使うんだ?

 

と、突きつけられる瞬間がありました。

 

人生では、主役をかってでて、監督も演出も自分。
 

奮い立たせられたものですが・・・

その時の気づきは、浅はかなものでした。

 

浅はかさを痛感したのは、自分の生きたいように、自分の演じたい役を、自分勝手に演じてきたことです。

 

でも主役とは、自分勝手に演じることではない。

 

周りの人から託されてきた役割、

先祖が脈々と受け継いできた想い、

ぼくは、すべてを軽んじて、生きてきました。

 

とくに母方の祖父に対して、託された願いを、今は深く感じています。

ミュージカルの案内文を書いている時に、降りてきた言葉があります。

 

書いていて、ミュージカルをやる目的がアップデートされました。

 

その内容をスピーチでもお話したのですが、

こんなお話です。

 

祖父は、ぼくが4歳の時に他界しました。

 

母と父が結婚をする際、かたくなに認めなかった祖父。

父に借金があったからです。

 

しかし結婚をすれば、父も心を改めるかもしれない、という母の想いもあって

、猛反対を押し切るように2人は結婚しました。

 

そして赤子が誕生しました。

ぼくです。

 

母も、祖父も、祖母も、叔母も親族一同で、

痛くぼくのことを可愛がってくれました。

 

でも父に愛された記憶がありません。

ほとんど家に帰って来なかったからです。

 

その理由を誰も知りません。

 

母曰く、おそらくギャンブルだと。

女遊びをできるような人間ではない。

 

多額の借金を、父親は抱えていたようです。

危ないところからも、親族からも。

 

ある日、父親が消息を絶ちました。

離婚届けが机の上に置かれて、行方をくらませたのです。

以降、音沙汰がありません。

 

思っていた通りじゃないか。

言った通りになったじゃないか。

祖父は激怒しました。

無責任で自分勝手な父。

 

祖父は、はらわたが煮えくり返りました。

包丁を持って、家を飛び出してしまうほどです。

我を忘れて、怒髪天をつきました。

 

そして決意しました。心に誓ったのです。

 

「俺が一政(ぼくのことです)を守る。俺が立派な男に育てあげるんや。」

 

そう奮い立たせて、2年後のことです。

祖父は他界しました。

喉頭がんでした。

 

どんなに無念なことだったでしょうか。

どれほど悔しい想いで他界したことでしょうか。

 

何度も病院を出ようとしました。俺が家族を守らなければならない。

あがけばあがくほど、やせ細っていく祖父。

父親を殺したかったはずが、自分の身を亡ぼしてしまうことになりました。

 

そして家に残されたのは、4歳のぼくと、30歳手前の母。

夫を亡くした祖母の3人。

 

一家の大黒柱を失った家庭で、新しい生活が始まりました。

 

さて、ここで話は変わります。

ぼくは今、がんをテーマにした市民ミュージカルを主催しています。

「命はいのち」。

 

原案は、真中歩という末期がんの患者さんです。前立腺がんが、骨から全身に転移をして、寝たきり状態になりました。

 

余命宣告も受けました。でも、たった半年で歩けるまで奇跡の回復を遂げます。病気と闘うではなく、がんを楽しむ遊病と名づけて病院生活を送ったのです。その様子がまるでミュージカルの物語みたい。

 

ということで舞台化。

病気と向かうことに夢と希望を与えられるようにと、そんな想いで活動をしてきました。

 

遊病生活を、ぼくはもちろん伝えたい。

 

でも、もう1つ。

伝えたいことがあります。

 

おじいちゃん。

 

天国で、ぼくのことを見てくれていますか?

どこかで、守ってくれているんだよね?

 

しっかりと感じています。

 

あなたの愛を。あなたの切なる願いを。  

 

おじいちゃんが傍にいてくれたおかげで、

大人になるまで生きてこられました。

 

「俺が一政を守る。俺が立派な男に育てあげるんや。」

 

そう決断をしてくれたおかげで、ぼくはここまで生きてこられました。

立派かは、何とも言えません。でも、今ここにいます。生きています。

 

鎮魂になるのでしょうか。

祖父に、このミュージカルを捧げます。

命あるからこそ、ぼくにできることがあります。

 

祖父と同じような想いを残したまま、悔しさの中で、他界する方も少なくないでしょう。がんだけではなく、どんな病気でも同じです。

 

がんと向き合うミュージカルを届けることで、もし助からない命に、光を注ぐことができるなら。死が生へと変わるのであれば。それで救われる家族がいるはずです。

 

この想いを、ミュージカルにぶつけます。

 

ぼくは祖父から託された想いを受け入れて、自分の人生、主役のど真ん中を生きていきます。自分が演じるべき役に徹するということ。まだまだ果たせていない役割がたくさんあります。今後も、たくさん役割に気づかせて頂ければ幸いです。

 

2019年8月24日堺市で、新生ミュージカル「命はいのち」を開催します!

地元堺市でできることを楽しみにしてます

 

詳細はこちら。

https://www.facebook.com/events/421442765325117/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

『命はいのち』とは・・・


前立腺がん患者である作家による、

実体験をもとにしたミュージカル作品。

がんが全身に転移し、歩行不可能と医者から宣告される。

しかし、たった半年で奇跡の回復劇をみせる。
病気と闘う「闘病」ではなく、 病気と仲良くなる「遊病」生活を描いたミュージカルです。

「遊病」生活については、こちらで解説しています。
ミュージカル「命はいのち」が描くのは、病気を楽しむ「遊病生活」

「命はいのち」は、ミュージカル活動によって、自分の人生を輝かすことで、地域を活性化していく仕組みづくりを目指します。


今後も、全国的に公演予定。

先駆けとして2019年・2020年にかけて堺市で開催。

がん患者が増える堺市。

エンタテインメントの力によって、がんと前向きに向き合う都市づくり活性化を目指します。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【公演実績】
2015年5月23日(日)大阪・プレ公演@うつぼ公園テニスセンター
2015年7月5日(日)大阪・本公演@大阪中央区民センター(ホール)
2016年4月3日(日)フラッシュモブ@岸和田どんちゃかフェスタ
2016年5月21日(土)岸和田公演@岸和田市立浪切ホール(小ホール・多目的ホール)
2016年9月19日(月・祝)こんいろリボンフェスティバル2016(神戸芸術センター芸術劇場)
2016年11月6日(日)楽健道ファミリーツアー2016in大阪(大阪市中央体育館 大会議室)
2016年12月3日(土)よっといでフェス(岸和田市立浪切ホール・集まりの広場)

【公式FACEBOOKページ】
https://www.facebook.com/inochi2.project

【脚本・斎藤ごまのブログ】

http://saitogoma.livedoor.blog/

【主催】
「いのち」と向き合うエンタテインメントの会

*2019年堺公演のチケットについて
■チケット申し込みページ(お振込による決済をご利用の方)*2019年5月1日~

https://kokucheese.com/event/index/561292/?fbclid=IwAR3QphL1DMYd3QC4a7uV7EYdCc7lRxzbSMtz5BpZ-OoIqeoZBAFlOTeiGks

■チケット申し込みページ(クレジットカード決済をご利用の方)*2019年5月1日~
<13時~公演>
https://paymo.life/shops/a8bb9bb883/jsRuGi9KNe
<17時~公演>
https://paymo.life/shops/a8bb9bb883/bRguluaaAo

命はいのち堺公演チラシ
命はいのち堺公演チラシ02

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